内部観察点検NAIBUKANSATSUTENKEN
①過給器コンプレッサ翼及びタービン翼並びに排気管等の内部観察
・燃料噴射弁を取り外し、作動させて、噴射状態と噴射圧力を確認する。
⇒燃料噴射弁の試験器を使用して、以下を確認する。
① 燃料噴射弁の開弁圧力が製造者の指定値範囲であること
② 噴射口に詰まりがなく、燃料の噴霧状態が均一で微細に霧化されていること
③ 燃料噴射弁先端から燃料の液だれがないこと
※ 異常がある場合は、燃料噴射弁の開弁圧力の調整、清掃等を行う。
・燃料噴射弁を取り外し、作動させて、噴射状態と噴射圧力を確認する。
⇒燃料噴射弁の試験器を使用して、以下を確認する。
① 燃料噴射弁の開弁圧力が製造者の指定値範囲であること
② 噴射口に詰まりがなく、燃料の噴霧状態が均一で微細に霧化されていること
③ 燃料噴射弁先端から燃料の液だれがないこと
※ 異常がある場合は、燃料噴射弁の開弁圧力の調整、清掃等を行う。
・シリンダヘッドを取り外し、シリンダ摺動面等の内部を確認する。又は、燃料噴射弁を取り外し、取付穴から内視鏡を挿入し内部を確認する。
⇒シリンダライナ摺動面に運動に支障を及ぼす損傷や摩耗がないことを確認する。
・オイルパン等から潤滑油を必要量抜き取り、潤滑油の成分を確認する。
⇒「動粘度」「燃料希釈分」「塩基価」「金属成分」「水分」等が製造者の指定範囲内であることを確認する。
※ 成分分析の結果、指定範囲内外の項目がある場合には、異常のある部分に清掃、修理、交換等の必要な処置を講ずる。
・ドレンコック等から冷却水を必要量抜き取り、冷却水の成分を確認する。
⇒「PH」「全硬度」「電気伝導率」「蒸発残留物」等が製造者の指定範囲内であることを確認する。
※ 成分分析の結果、指定範囲内外の項目がある場合には、異常のある部分に清掃、修理、交換等の必要な処置を講ずる。